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PGS+ラン
春だ!花見だ!(つつじヶ丘公園)
2002年4月13日 天気:曇り時々晴れ

今年の桜は、関東地方では3月20日頃に咲き始め月末には散ってしまいました。PGS+のメンバーも年度末は仕事が忙しく、桜の都合にランをあわせることはできません。そんな訳で、例年より早く咲いたつつじでお花見をしようと館林市の群馬県営 躑躅ヶ崗公園に行って来ました。

 出発地は、渡良瀬遊水池の駐車場です。栃木・群馬・茨城・埼玉の4県が接するあたりに位置する遊水池は、見渡す限りの葦原がひろがっています。そこを切り開いた谷中湖ではウインドサーフィンやカヌー,釣りを楽しむことができ外周は車の進入が禁止されているので自転車も安全に走れます。柳の新緑の中をスタートです。自転車はロードにクロスにMTB。そしてトレンクル。(一生懸命漕いで下さいね!!)

 遊水池から渡良瀬川自転車道を通って公園をめざします。自転車道の脇にはタンポポや菜の花が咲いていて、桜祭りの幟が風にはためいていますが、桜はもう葉桜です。雲雀やグライダーが空を滑降し、菜の花には虫が集まってきています。これが顔に当たったり、口に入ったりともう大騒ぎ!でも、実害はなく、虫はメンバーに食べられちゃって、いい迷惑です。暑さや寒さそして小動物の生きる自然環境を許容するのがアウトドアスポーツです。間違っても虫を駆除するなんて考えてはいけません?

 自転車道から麦畑の中の道路を通って、市内に向かいます。途中でショッピングセンターに立ち寄り食料の調達です。海苔巻き,餃子,焼き鳥,薫製卵etc.お花見なのでお酒も少し買いました。
 ほどなく公園に到着です。毎年つつじの咲く、4/15〜5/15は入園料が徴収されます。今年はもう咲いちゃいましたが、まだタダです。ここのつつじは街で見かける植え込みのつつじとは大きさが違います。地元では花が小山のように見えるので“花山”と呼んでいます。
 園内に入ったとたんに、シートを広げて宴会開始。まず散策をしようと思っていたのですが、メンバーの食欲を抑えることができません。持ち寄ったケーキ,ロシアンルーレットのような確率1/6の辛子入りの饅頭も食しました。(誰かがマイジョッキを持ってきていました。う〜ん さすが?)

 計画では、佐野ラーメンや館林うどんを食す予定でしたが、もうお腹がいっぱいになったので、次の観光スポットに向かいました。茂林寺というお寺です。山門をくぐると、22体のたぬき像が出迎えてくれます。むかし昔、このお寺の裏山にたぬきの親子が住んでいました。ある年、いつになく寒い冬がやって来ました。くる日もくる日も寒さは衰えず、とうとうたぬき親子の食べるものが全然なくなってしまいました。 そこで、お父さんたぬきがお母さんたぬきに言いました。「わしが茶釜に化けるで、それをお母さんが人間に化けて売ってくることにしようや。そのお金で当分はなんとか食えるじゃろ」・・・。いまでも寺内には分福茶釜や八百八狸のコレクションが大切に保存されています。
とのお約束の記念撮影後に、明和村の梨畑を通って、谷田川沿いに帰路につきました。

白い梨の花が満開でした。走行距離50km弱。行動時間約6時間(宴会込み)。

 


参加者独り言

大将:トレンクルであのハイペースに付いて行ったのは奇跡的でした。思わず笑いが込み上げるランでした。
It:桜はのどかな気分でみるから美しい。忙しいときに咲かれても困っちゃいます。でも宴会の口実はなんとでもつきますね。次は紫陽花,それとも向日葵。
との:「虫イヤぁあ゛〜!」
祝!初参加ch:お借りした自転車、とても快適で、Ymさんのがカッコよいです。
きのこ:つつじって、あんなに大きくなるんですね。見ごたえがありました。
Ym:タンポポ咲き、雲雀鳴く、両毛の春を満喫できました。この季節は、やっぱり外で宴会やって、うたた寝するのが幸せです。
Ud:ツツジに桜にぼたんにふじ、分福茶釜に宴会、渡良瀬遊水地のひらけた景色と盛りだくさんでした。
Hg:遊水地がトテモ寒いのに川沿いのサイクリング道は暖かで、グライダーが気持ち良さげでした。飛行機と自転車って結構共通点があるのですよね。
Mo:だーれもいないサイクリングロードを走るのはカクベツですね!見事なつつじ、そしてかーいらしいトレンクルの威力にびっくりしたランでした。
Si:今年は諦めていたけれど、花見らしい花見ができて良かった〜。れにしても、ツツジって、あんなに大きくなるんですね

参加12名

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