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PGS+短期集中講座
第2回
油講習
2000年(平成12年)5月27日(土) 天気:曇り

今回の講習は、日ごろ見落としがちなメンテ第一弾!油は何処に注せば良い???
というわけでメンバー一同おべんきょうなのだー…

チェーンお掃除中! 油といえば「チェーン」。ここは金属が塗装やコーティングされずに無防備状態だから、やっぱり注油重要度ナンバーワンなのだ。それで、油をいきなり注せば良いかというとそう言う問題ではない。
 先ずゴミのお掃除からなのだ。それほど高価な油でなくて良いから、ミシン油などフリーもお掃除。。。。さらさらした油をちょっと多めに注して、ぼろ布(ウェイス)でふき取ってしまおう。しょっちゅうメンテする人ならこれだけでも良いが、さらさら油だと一雨で流れ落ちてしまう。チェーンにはすこし粘性のある油がベストなのだ。んで、今回はチェーン専用の油をこのあと注した。そしてここからが肝心!しばらくそのままにして染み込ませたら、「余分な油はふき取る」こと。そうしないと、スポークを伝ってリムまで油でベトベトになっちゃいます。それと、ホイールを外して、フリーの刃先も掃除しておこう。ついでのついで、クイックレリーズシャフトにもグリスを差しておこう!

ここもわすれちゃだめよーん「グリス」が出てきたついでに、忘れがちなグリスアップポイントをご紹介。シートチューブ内や、フォークコラムの中(写真左)。ここは徐々に水分が染み込んでしまい、放っておくと錆さびになってピラーやステムが抜けなくなってしまいます。たまには新しいグリスを塗っておきましょう!
 ほかには、ブレーキや変速機のケーブル。これは露出している、ワイヤーより、外側のパイプ状すなわちアウターの中にグリスをぬることだ。これは割り入りアウターカップが付いているバイク(フレーム)なら簡単にできる。フレームアウターカップからアウターを外し、今までアウターがかかっていなかったところにアウターをずらす。そして今までアウターに隠れていたワイヤー部分にグリスを塗付して元通りに組替えれば終わり!

そのほか油にまつわるいろいろなことをお勉強した一日でーした。

本日の参加:7名

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