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東吾野駅前にて

PGS+
お花見ラン/顔振峠・高山不動
2000年(平成12年)4月16日(日) 天気:曇りのち晴れ

今年もPGS+恒例「お花見ラン」に行って来ました。

本日のコース
[J]集合〜(自動車移動)〜東吾野駅集合(輪行組みと合流)
R299〜顔振峠・奥武蔵グリーンライン〜傘杉峠〜高山不動〜R299〜東吾野着
 15日は朝から雨、幹事さんより延期の連絡が入る。「んもー、今日のうちに明日の分まで降ってしまえ!」と祈る気持ちで16日の朝を迎える。うーん微妙な天気。でも行くだけいってみようと中止の連絡は流さなかった。。。。。さすがPGS+、続々と第一集合地[J]に集まってきた。「これで雨が上がったら後悔する」とばかり、第2集合地点の東吾野へ向かう。東村山付近を走行中、雲の切れ目もちらほら、よかったよかった!東吾野集合組とも無事合流した。
 R299を5キロほど走り、顔振峠への分岐へ。ここから本格的な上り勾配となる。弁慶もそのきつさに顔を振りながら登ったといわれるだけあって、きつい!でも距離がさほど無いことを信じて?がんばる!。杉林を抜けて、視界が広がってきたことでずいぶん登ってきたんだなーと実感。我に帰ると、目の前に花はな華!桜もちょうど満開(やったね!)。都心より1週間から10日遅れの予想もドンぴしゃりだった。顔振峠まであとひとつのカーブ手前で、旧道を担ぐことにする。途中に突如として、四面二重の塔が現れる。10余年の歳月と労作により建てられたこの塔、急勾配の斜面にマッチして、素朴ながらこれまでの疲れをほっと癒してくれます。さらに進むと平九郎茶屋の脇に出る。やったー峠だーぁ。
 平九郎茶屋で顔振峠名物手打ち蕎麦と山菜のてんぷらに舌鼓。「おいしい!」もーなんにもいらない。満足満足。これがPGS+伝説のうまい蕎麦だったのだー(実は下見の時には違う蕎麦を食べていた。。。。。)。
 顔振峠から稜線道の奥武蔵グリーンラインを高山不動方面へ。年末の下見の時と同様、崩落個所にて一般車両通行止め(復旧工事中)。だけど、歩行者通路は確保されているので、自転車は問題なく通過。無事高山不動につく。この辺りは顔振峠斜面より開花は遅くまだ3,4分咲き。それでも春らしい日差しが戻ってきて、ぽかぽかとした時間をゆっくり過ごしてしまいました。

 奥武蔵周辺の花見スポットは基本的に急斜面に点在する農家の庭先に咲く花で、この辺りに住む人たちの「粋」が伝わってきます。この辺り気候は冬の積雪は少ないものの温度差の激しい冬を乗り越え、春一斉のパワーがイッキに開花する。。。。そんなエリアなのです。


本日の「食べる」:平九郎茶屋の蕎麦(顔振峠)
 顔振峠頂上、左(谷)側に最初に建つ茶屋。とにかくPGS+伝説のお蕎麦はここ!。席についたら茶屋のおばさんがテンコ盛りの浅漬けをご馳走してれた。もちろん蕎麦は全員「大盛り」、山菜てんぷら盛り合わせも美味すぎる。
 お会計を済ませたら、「これ持って行きぃー」とアクエリアスを人数分お土産にくれた(うるうる)。。。。。


参加者独り言
初幹事Ty氏:初幹事のプレッシャーを背負いつつも、気持ちよく走れた一日でした。ちょっと坂はきつかったけど、おいしい食事を楽しみながら花見ができてよかったよかった。顔振峠の”平九郎茶屋”、おすすめです。蕎麦はもちろん山菜の天ぷらや浅漬けがおいしい!なによりおばちゃんの心遣いがとってもうれしい。それにしてもトレンクルで走りきったお二人はすごいですね。
Hy部長:前日の中止決定からばたばた、当日も小雨の中Jに向かい、「はたして、参加者の収拾はつくだろうか」の心配もどこ吹く風、10名もon timeで集合。「今回は距離もないし、何回も上っている顔振だから楽勝」と思いMTBで参加するが、トレンクルのHgに追い越され、「なめたらアカン」と反省。頂上付近の斜面の桜を含む花景色、登りの疲れを吹き飛ばす。とにかく、決行してよかった!
Mc氏:当日東吾野に行こうか、でも現地で誰もこなかったらさびしいなと思い[J]に行ったのは正解でした。ちょっと脇道を歩く、というコースも含めなかなか楽しめました。
Ym氏: 朝起きてみると、雨。自走を予定していましたが急遽雨の中Jへ。しかし、移動中に回復して何よりでした。顔振は勾配がキツイのでゼイゼイ言いながらですが、登るとそこには美しい花々が迎えてくれ疲れを癒してくれます。そして峠の茶屋で出てくるものが美味しいこと。個人的には自走ができなかったのが残念でしたが、帰りの渋滞を避ける抜け道も正解で結果的にはゴキゲンの1日になりました。
It氏:中止の確認のため、車に乗って手ぶらで[J]に向かいました。予報では、直に雨は止むようですが「自転車で集合できない」ので中止と思った次第です。しかしなんと、合羽を着て集まった自転車が4台。雨天?決行と相成りました。お陰様で、花と蕎麦と自転車を堪能することができました。感謝!
Snさん:秩父西武鉄道に沿って走る299号線は車道と歩道がちゃんと分かれていたので、思ったよりは走りやすく、両側に広がる里山の景色もちらちらと楽しめた。やがて途中から林道コースへ入ったのだが、いきなりの登りで一瞬たじろぐ。しかし気を取り直しギアを一番軽くして、せっせとペダルを踏み続けた。時々押し歩きもしたが、今回は自分としては、がんばって登った方かな。部長の「だって歩いた方が早いんだもん」というコトバに笑えた。そういえば、復路の下り坂で中高年のお父さんグループが徒歩で下山していたのだが。下り坂を疾走する我々をみて「自転車だとラクでええわな〜」。私思わず「登るの大変だったんですよ〜」と返したら、納得したのか御父さん方、どっと笑っておられた。満開の桜、峠の茶屋でたべた大盛りのざるそばと山菜てんぷらの美味さもさることながら、手作りの浅漬け、御土産のアクエリアスなどおばさんの心遣いも、うれしかった。また茶屋へ続く細い山道から見渡した桃源郷のような風景は絶品。季節を変えてどんな表情になるのか、また見に来たいと思う。
トレンクル1号車記録のJ:meの桜の開花予想にて決まった今回の日程、お天気にはやっぱり逆らえない。基本的に晴れ男のmeの神通力も、PGS+が誇る地上最強の晴れ女Oyちゃんにはまだまだ及ばない。Oyちゃん欠席の知らせに愕然とするが、やっぱりみんなの「行って見よう!」のひとことがなんと心強かったことか。というのも一度中止の判断をしてたんです。。。。。そして走り出すと、雨雲もいつしかどこかへ飛んでった。
参加者10名

補足:天気図を読みきったメンバー達
 15日延期連絡の段階から刻々と変わる天気をYahoo天気の天気図から読み取って、16日朝には晴れを確信してはせ参じたメンバーが何人もいたことに驚いた!前日の予報よりは若干停滞気味で、雨はもう少し続くのかな?と心配してたら、すかさず内陸側の雲の切れ目?と風向き判断で晴れを予測していた。しかもYm氏にいたっては顔振斜面方角まで判断材料にしていたのだ。うーむ恐るべし。。。。。え?常識?ひたすら楽観視のmeとは根拠が違う。

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