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パーソナルなランの記録
田代岳

実行年月日:2000年(平成12年)8月13日
リポート:Oc

お盆の激暑い時期に、秋田県北秋田郡の田代岳に行って来ました。今回のお題目は、林道をMTBで豪快に走ろう!です

集合場所は、田代町の日帰り温泉施設「たしろ温泉ユップラ」。帰省ラッシュに巻き込まれながら17時間かけて秋田に来た影響か、寝坊者続出で、集合したのは正午となってしまいました。時間もないので、山瀬ダムまでの舗装路約14Kmはクルマで上ります。林道の入り口手前に、五色湖キャンプ場という施設があるので、ここに1台クルマを置いて、MTB5台+サポートカー1台の盤石の体制で林道に入ります。

 まずは、引き締められた砂利道の緩やかな上りです。横には岩瀬川が平行して流れていて、所々橋が架かっており川と交叉しています。川を眺める絶景ポイントで何度か止まりながら、景色を楽しみつつ、ゆっくりと登っていきます。うん、やっぱり林道ツーリングはこうでなくっちゃね。
 糸滝までラクチンなペースで登ると、ここから先は坂がきつくなるとの事。寝坊組は、ここで遅めの昼食を取ることにしました。休憩ポイントは糸滝の滝壺のすぐ目の前なのですが、ここから川に入れるようにちょっとした施設が建てられています。待ってましたとばかりに、次々に靴を脱いで川に入っていく参加者達。川に入って遊んでいると、これから続くキツイ上りの事などすっかり忘れて和んでしまいます。
 さて、お昼を食べたら再出発。糸滝からロケット燃焼実験場の分岐まで、キツイ上りが続きます。体力的にやばそうな人から、サポートカーに逃げ込んでいきます。
結局生き残ったのは、元祖ヒルクライマーHgと、通勤で鍛えた足は伊達じゃなかったOcの二人だけとなってしまいました。
 自転車を降りた組は、途中の五色滝を見学するため、車を止めて寄り道です。その間。生き残った二人は黙々と分水嶺を目指して登ります。
ロケット燃焼実験場の入り口を通過すると、分水嶺までもう少しです。今回は燃焼実験は行われていなかったのですが、実験が行われるともの凄い轟音が山中に響き渡るとの事です。なんでも地元の人は「鬼の屁」と呼んでいるとか。エキゾーストノートの好きなOcとしては、聞けないのはちょっと残念でした。
 分水嶺まであと数キロという地点になって、サポートカーが追いついて来ました。ここでSyちゃんも、気合いを入れ直して自転車にまたがります。PGS+のメンバとして、あんまりサボってる訳にもいかないのでしょう。ここからはアップダウンの連続です。少々キツイ坂もあるのですが、前後に下りが入るので、それなりのペースで走っていけます。今回初参加組も、交代しながら自転車で次々と坂を越えていきます。「もういい加減にしてくれー」と誰もが思い始めた頃、分水嶺に到着しました。ここまでの所要時間、3時間30分。ちょっとダラダラ遊びすぎました。

さて、いよいよ待望のダウンヒルの始まりです。
マウンテンバイクを買ってよかった〜!っと思わずにはいられない、至福のダウンヒルがこれでもかっ!って位続きます。調子に乗ったOcは、猛スピードで岩に後輪を乗り上げてしまい、修理不能のパンクをさせてしまいます。これからたっぷりダウンヒルが続くのに、残念無念!でも、パンク修理をしている時に、野生のキツネが様子を見にチョコッと顔を出してくれました。
 残りの自転車で交代しながらどんどん下っていくと、早口ダムを越え終点の大野集落に到着です。下りの所要時間は約2時間でした。出発地点の温泉に入って極楽気分を味わう予定だったのですが、ユップラに帰り着いた時間がちょっと遅くなってしまったので、断念しました。やっぱり、朝が遅かったのが響いてしまいました。

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