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パーソナルランの記録
城ヶ崎海岸線〜伊東〜冷川峠〜中伊豆

実行年月日:1998年(平成10年)8月13日
リポート:委員J


 伊豆半島サイクリングといえば「長九郎」といわれるくらい西伊豆周辺の方がサイクリストにはポピュラーなんですけど、今回は東京方面からもアプローチしやすい伊東周辺をレポートします。一身上の都合により伊豆高原駅を起点としていますが、伊東駅からのスタートでも楽しく走れると思います。

伊豆高原〜城ヶ崎海岸〜川奈港〜伊東港
 この区間は自動車では135号線と相場は決まっていますが、城ヶ崎方面へ行ったことのある人ならわかると思いますが、海岸線沿いの県道109号線を走ります。そのまま黙って走っていると川奈で国道に出てしまうので川奈小学校の方へ下ります。降りたところに「海女の小屋」という食べ処があります。今回はここでまだ午前9時前でしたから海の恵みにはありつけませんでしたが、ここの味噌汁と釜飯はオススメです。値段もそこそこ手ごろです。お昼頃狙っていきましょう。川奈から伊東までは険しいと思われている伊豆海岸線の中で独特の穏やかな景色を楽しめます。とくに手石島という海から突き出た岩のところは絶景です。

伊東港〜冷川峠
 伊豆半島は「海の恵、山の恵どちらにも恵まれている」と言われています。それをこれから思う存分サイクリングで体感しましょう。まず伊東港によりましょう。ここは見ての通りの海抜0メートルです。ここから一気に冷川峠へ行こうなんてばかなことをやりました。県道12号線を修善寺方面へ向かいます。南伊東の手前右側に「ハンディーホームセンター」(どうでもいいことですが、地元では「ハンディー」って呼ぶのが通?)を右に登ります。修善寺に抜ける自動車は大抵ここを左に行きますから思ったよりは交通量は少なめになります。ついさっきまで居た伊東港周辺を眼下に見下ろし、ただひたすら前に進みます。「何で夏にこんなことするんだろう?」と思い返してみてもとにかく昇しかない。一瞬頂上に着いた!かと思われるところに出ます。(左奥野ダムの標識があります)が、ここはちがいます。奥野ダム周辺は次回に御紹介いたします。少し狭く苔むした石積みの切り通しが冷川峠です(写真左)。ここは海抜360メートル!さっきは海抜0メートル。よく登ったなー。この峠は狭くバスもたまに通過するのであんまり長居は出来ないけど、なんとも渋い峠なのだー。

冷川峠〜中伊豆(徳永)
 冷川峠から徳永までは快適な下りです。この下りは中伊豆の農家の点在するところを下ります(写真左)。さっき峠でゆっくり休んでいなかったのでここで小休止。伊豆と言えば普通は自動車でぴゅーっと移動してしまいますがサイクリングたとこんなところでも立ち止まってしまう余裕生まれてしまうからなんとも不思議です。

徳永からどうやって伊豆高原へ戻ろうかなー?
 本当は徳永から中伊豆バイパス(自転車¥50)を経て、松川湖(奥野ダムでせき止められた人造湖)から奥野林道へいきたかったのですが、この林道とにかくマムシが多くてこの時期ちょとアブナイので断念。地元に親戚がいる都合上無理は禁物。この林道は冬にでも紹介します!御期待ください。というわけで県道112号線で鹿路庭(ろくろば)峠をこえるコトにする。鹿路庭峠は自動車だと伊豆スカイライン天城インターから一気に下ってしまうため「峠」と感じる人は近年少ないと思う。だけど県道112号からアプローチするとしっかり「峠」なのだ。途中ワサビ田や茸栽培のほだ木なんかが点在し、なんとも涼しい登りなのだ。だけど勾配はきつい。ヘアピンカーブで一気に登るもんだからとにかくきつい。でも今回のちょっと秘密兵器(STIのトリプル)おかげでなんとかクリアする。わーい!あとは伊豆高原のまで下りだけだもんねー。アウタートップ全開で下っていると愛しの大室山が見えてきた。やったね!


どうでもいいけど「お土産」
 135号線を走っていると干物屋サンが沢山あるけどどこで買えばいいのかな?好みもあると思いますけどオススメは「山六」なら間違いないでしょう。イカのくちばしの干物は絶品!中の絶品。
どうでもいいけど「食べる」
 135号線沿い回転寿司「海女屋」。先の「海女の小屋」と同系列店。
「食べる」その2
 
伊豆高原駅からシャボテン公園に向かう名物桜のトンネルを超え、2階立てバスのあるパン屋をすぎもう少し登った大室高原8丁目バス停から150メートル左側「カフェ・スプーン」。一見普通の喫茶店ですが、エクステリアにある花の手入れが素晴らしく、時間のたつのも忘れそう。日替わり手作りケーキもたべちゃおう!(数に限りあり)。


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