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第七章:西武秩父線東吾野駅
奥武蔵グリーンライン「顔振峠」
2000年(平成12)4月16日 天気:曇り レポート:JとHg


 クラブトレンクル恒例お花見ラン。今年もme達の所属するPGS+の仲間ともに奥武蔵グリーンライン「顔振峠〜高山不動」へ行って来ました。開花は都心より7〜10日遅れのこのエリア、ばっちり花見の一日でした。でも、トレンクルではちょっときつい。。。。。なんてったって「顔振峠」の名前の由来が「弁慶もあまりのきつさに顔を振りながら登った。。。。」といわれていますから、街中の坂とは比べ物になりません。当初トレンクルでの参加予定ではなかったのですが、移動用の自動車につみきれず急遽輪行と相成りました。でも歩いても何とかなる距離なので、何とか登りきりましたよ!meたちのトレンクルにもちょっとハクがついたかな?みんなにお勧めはできませんが、その気になればやってできないことはないトレンクル本格サイクリングです?。



トレンクル2号Hgのコメント。。。。。
 当日の朝、お出かけサイクリング服装で玄関を開けると・・・まだ雨。
ランドナーに新調した超高級ナチュラルカラーのサドルが濡れてしまうぅうぅう・嫌でござるぅー。この天気ではどなたもお出かけになりますまいと思えば、取る物も取り合えずまずはJへ自動車で参ろう、善後策はその後でとランドナーを家に置いていざJへ。
 Jの勝手口に来て見れば見慣れた顔がお待ちかね、「これじゃ中止だね」と意気消沈していると「せっかく来たのだから征きましょう」との健気なお言葉。ここでシッポを巻いたんじゃぁ男がスタルってぇもんよ「がってん承知」と粋がってはみたものの、ギヤ無し(変速機無し)トレンクルしか積んでないよ・・。まあ上りは無類に強いトレンクルだからいざとなれば押せば良いかろう、だれも根性無しとは言わぬだろうし、と覚悟を決めて出かけたのでござる。
 トレンクルの最大の欠点は登りで前輪が浮き上がる事でござる、ホイールベースが短くサドルの下は後輪なのだから無理もござらぬ。そこで荷物をハンドルに吊るしてバランスを計るのでござる。顔振峠でもこの作戦は見事に成功して随分ラクに走れたのでござる。
 怖いのは下り坂、ブレーキ本体の性能はともかく車輪が小さいのでリムが冷えるヒマが無い、空気を少し抜いて、加熱・空気の膨張・チューブの破裂の連鎖反応を防ぐのでござる。それでもブレーキのゴムが削れてささくれ立ってしまったのでござる。

 トレンクルは重さがランドナーの半分くらいでござるから坂の勾配さえ適当なら結構走れるようでござる、次は富士スバルラインか?


<----ここは顔振峠まであと一歩のところの旧道です。

 こんなところも走って?いや担いでしまいました。われながらあほやなーって思います。でもちゃんと車輪をはずす工具と、予備チューブも持っているので、いざとなったっら直しちゃうつもりでがんばっちゃいました。

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